車中泊を楽しむ人が増えていますが、冬場は寒さ対策が必須です。ハイエースにはリアヒーターが装備されているので、後部座席も温かく過ごせますが、故障していると寒さがこたえます。
今回は、ハイエースのリアヒーターが効かない原因と対処法を解説します。自分でできる簡単な対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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ハイエースのリアヒーターが効かない原因
リアヒーター 故障:ヒーターコアの問題
ハイエースのリアヒーターが効かない一番の原因は、しばしばヒーターコアの故障にあります。ヒーターコアは、エンジンの熱を車内に伝える重要な役割を果たしています。この部品が故障すると、暖かい空気が車内に流れず、寒い冬の日でも車内が冷え切ってしまうのです。
ヒーターコアが故障する主な原因は、以下の通りです。
- 経年劣化による腐食や亀裂
- 冷却水の漏れによる熱交換の不良
- 異物による詰まり
ハイエースのリアヒーターってこんな仕組みなんだ…
だから冷却水が多いのか…
サブラジエターみたいなもんじゃん… pic.twitter.com/lYwqxAuzDg
— ╰U̶̥̥╯ (@ta_nya114514) February 5, 2022
暖房が効かない:ヒーターホースの破損
ハイエースの暖房が効かない別の一般的な原因は、ヒーターホースの破損です。このホースは、エンジンからの熱を車内に運ぶための重要なパスとして機能します。
ヒーターホースが破損する主な原因は、以下の通りです。
- 経年劣化による老化
- 振動による破損
リア暖房がつかない:ヒータースイッチの故障
ハイエースのリア暖房が作動しない場合、ヒータースイッチの故障が原因であることがあります。ヒータースイッチは、ヒーターシステムを制御する重要なコンポーネントで、時間とともに劣化したり、故障したりすることがあります。
ヒータースイッチが故障する主な原因は、以下の通りです。
- 経年劣化による接触不良
- 水濡れによる故障
数少ないハイエースの不満点…リアヒーターのスイッチが…何故に左Aピラー根本なの?
でも便利な現在は…リアエアコン吹き出し口の中央パネルに移設するキットが売ってる🙌
しかし…うちのは、サブバッテリーでテレビ見れるスイッチがそこに…休憩時間にそのスイッチを移設してみました🔧#ハイエース pic.twitter.com/5rASrXOL8b— さすらいの路線バスドライバー (@shikatoshi) November 6, 2023
ヒーターが効かない:配線の断線
ハイエースのヒーターが効かない一つの原因として、配線の断線が考えられます。時間が経過するにつれて、配線は劣化したり、外部の衝撃によって断線することがあります。この断線が発生すると、ヒーターシステムが適切に機能しなくなります。
ヒーター配線が断線する主な原因は、以下の通りです。
- 経年劣化による断線
- 外部からの衝撃による断線
リアヒーターのヒューズの問題
リアヒーターが効かない場合、ヒューズの問題が原因である可能性があります。ヒューズは電気系統の安全装置であり、過剰な電流が流れた際に回路を保護するために設計されています。ヒューズが焼けると、それに接続されている機能は動作しなくなります。
ハイエースのリアヒーターが効かないことの対処法
リアヒーターが効かない場合は、原因を特定して、適切な対処を行う必要があります。
ヒーターコアが故障している場合
ヒーターコアが故障している場合は、ヒーターコアを交換する必要があります。
故障のサインとしては、車内に暖かい空気が流れないことが最も明白です。また、冷却水の漏れや異臭の発生も、ヒーターコアの問題を示唆する兆候です。これらの問題を発見した場合は、専門家に相談することをお勧めします。自分で簡単に診断する方法もありますが、修理は専門的な技術が要求されるため、ディーラーや修理工場に依頼するのが最適です。
ヒーターホースが破損している場合
ヒーターホースが破損している場合は、ヒーターホースを交換する必要があります。
ヒーターホースが破損している場合、車内に暖かい空気が流れなくなるだけでなく、冷却水の漏れが起こることもあります。これを自分で診断するには、エンジンを暖めた後にホースを慎重に点検することが必要です。破損や亀裂が見つかった場合は、新しいホースに交換することが推奨されます。
ヒーターホースの交換は比較的簡単な作業ですが、自信がない場合は専門家に依頼することをお勧めします。
ヒータースイッチが故障している場合
ヒータースイッチが故障している場合は、ヒータースイッチを交換する必要があります。
故障の一般的なサインには、スイッチの反応不良や異音が含まれます。これらの問題が発生した場合、最初のステップとしては、スイッチとその周辺の接続を確認してください。接触不良が原因であれば、簡単な清掃や調整で解決することがあります。
しかし、スイッチ自体が完全に故障している場合は、交換が必要になります。ヒータースイッチの交換は、基本的な工具と車両のマニュアルがあれば自分で行うことができますが、不安な場合は専門家に依頼するのが安全です。
ヒーター配線が断線している場合
ヒーター配線が断線している場合は、断線した部分を修理または交換する必要があります。
断線を特定するには、ヒーターシステムの配線を丁寧に点検する必要があります。特に、ヒーターコア、スイッチ、モーターへと続く配線に注意を払いましょう。断線や損傷が見つかった場合は、修理または交換が必要です。
基本的な電気工事の知識があれば、自分で修理を試みることもできますが、確実な修理を求める場合は専門の修理業者に依頼することをお勧めします。特に、複雑な電気系統の問題は専門的な技術が必要になることが多いためです。
リアヒーターのヒューズが切れている場合
ヒューズをチェックするには、まずハイエースのヒューズボックスを見つける必要があります。ヒューズボックスの位置はモデルによって異なるため、オーナーズマニュアルを参照すると良いでしょう。ヒューズを見つけたら、焼けたり、損傷したりしていないか確認します。
ヒューズが損傷している場合は、同じアンペア数の新しいヒューズに交換する必要があります。この作業は比較的簡単で、一般的なドライバーセットがあれば自分で行うことができます。しかし、ヒューズが頻繁に焼ける場合は、それが示すより深刻な電気系統の問題を専門家に診てもらうことをお勧めします。
ハイエースのリアヒーターが効かない問題のまとめ
ハイエースのリアヒーターが効かない問題は、多くの場合、ヒーターコアの故障、ヒーターホースの破損、ヒータースイッチの故障、配線の断線など、いくつかの典型的な原因によるものです。この記事では、それぞれの問題の特定方法と対処法を詳しく説明しました。適切な診断と対処により、寒い季節でもハイエースでの快適なドライブが可能です。もし自分で解決できない場合は、専門家の助けを借りることが重要です。
最後に、自分でできる簡単な対処法は、以下のとおりです。
- ヒータースイッチの確認
- ヒューズの確認
- リアヒーターダクトの清掃
ヒータースイッチがOFFになっている場合は、ONにすることでリアヒーターが効くようになります。ヒューズが切れている場合は、ヒューズを交換することでリアヒーターが効くようになります。リアヒーターダクトにゴミやホコリが詰まっている場合は、清掃することでリアヒーターが効きやすくなります。
自分で対処できない場合は、ディーラーや修理工場などに依頼して修理してもらいましょう。
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